自信がまだ無いセラピスト(*1、2年目の新米先生)ほど、ポリシー(=哲学)が必要(=大切)

かもしれません。



私も3年目くらいまでは本当に苦しかった。

毎日が患者さんとのある意味、「闘い」でした。



「先生、痛みが全然変わらないよ。」

「早く、痛み取ってよ~。」

なんて言われる事も多かった。


もちろん、私の治療技術が未熟であったこともあります。

しかし、それ以前に治療する上で自覚しておくべき、重要な事項が

全く分かってなかった。


しかし、その事に気づき、それを是正する行動に移してからは本当

に治癒率が上がっていきました。おかげで現在、保険点数などに頼らない、

「実費治療院」を運営できております。

今日はその当たりの治療哲学的な事項をシェアしたいと思います。




例えば治療後、患者さんから

「まだ痛いです。」

に言われた時に、まず、焦らず振り返ってみることです。


1 痛みの変化を見落としていないか?(そもそも前後で確認してる?)

2 患者さん管理ができているか?(普段の姿勢など、悪いものは悪いと注意できているか?)

3 治療時間が適切か?(患者さんの要望に答えるべく長くなり過ぎていないか?)

4 治療手技の未熟さ(昼休みなどにしっかりと練習しているか?昼寝してない?(笑))




また、人間(=患者さん)というものの「習性」も理解しておくべきです。

人間というのは、少しでも痛みがあれば痛いものに変わりはない



例えば、最初に10痛いのが、7に下がったとしても

患者さんにとっては、変わりなく(*本当は変わっていても)痛いのです。



さあ、ここで、患者さんの言葉に負けないでください。




患者さんは体のことについてはあくまで素人

なので、専門職であるセラピストが患者さんの言葉に惑わされず、

痛み歪み動きの変化についてしっかりと把握するように心掛けてください。



・痛みがVASスケールでどれくらい変化したか?

・触診で骨格がどれくらい修正されてきたか?

・歩き方や歩くスピード、ベッドから立ち上がるスピードや動作自体がどう変わったか?



当たり前の話ですが、例えば風邪や虫歯などでも、ひどければ完全回復にはそれなりの

時間がかかります。

「○○さん、ひどい風邪の時、毎週、医院に通いますよね?現在の○○さんの関節(*筋等)も同じ状況です。」

など、例え話などを使った説明をしっかりと行ない、納得をしていただくことが、医療に携

わる者として患者さんを真の回復へ導くために不可欠な要素なんですね。




私自身、もちろん現場でも、その点を患者さんに説明し、症状についてご理解いただき、

「症状度合い」にあわせたゴール設定をさせていただきます。なので、綺麗事や希望的

観測は一切、言いません。




実際、この点について、「意識」ができていないセラピストが多いように感じます。

凄く知識の豊富な先生ですら、やっていない状態のようです。



そういった先生は、いろいろな技術や資格を取得することを人生のテーマに掲げ、

また、今日はあっちのセミナー・・・ 明日はこっちのセミナー、学校へ・・・永遠に続く。

(*でもおそらく稼ぎは変わっていない)



「最強の治療技術、知識を見つけ、身に付けるぞ!!」

とばかり自腹をどんどん切っていく・・・もったいないし、それでは治せない。治療院経営

を既にしてらっしゃる先生であれば、おそらく経営が成り立っていないのでは?



でも、そういったセラピストって本当に真面目で良い人が多い。

治らないことをすべて自分の責任=自分の知識や技術の無さにし、セミナー代、学費

を工面し、通うわけですから。



そういった意味で、やはり我々は「ドクター」と同じようなメンタリティー(=誇り高い意識)

が必要になってくる(=持たなくてはいけない)のかも知れませんね。私も自戒してい

きます。



今日は、少し治療・訓練を施していく上での哲学的な事項をシェアさせていただき

ました。少しでもブログを見て頂いた先生方の参考になれば幸いです。お互い、治

療が楽しくなるように高め合えたらと思っています。



だいぶ前にも投稿した内容ですが、アクセス数が多かった記事なので、再度、投稿

させていただきました。



そろそろ3期生の募集をさせていただきます。

入会希望の方は下記まで。

おそらく若干名かな?

 info@kido-medi.com


8月 or  9月スタートが目安です。