治せる理学療法士養成塾  せぼね研究会

愛知県名古屋市で活動している理学療法士中心の技術研究会です。体軸の調整を第一に考えた治療スタイルを習得させています。股、膝、足、肩、肘などの痛みは局所的に治療しても体軸(=背骨)が整っていなければほとんど再発してきます。きど塾では背骨についてさまざまな手法と方法論を有しています。講義は実践中心。理論のみで「お茶を濁す」内容は皆無です。

ホームページ→ 痛み改善アカデミー 「せぼね研究会」
https://ken-nagoya-seitai.jimdo.com/

2017年02月

勘違いしやすい事④ 「特化」はコツコツ作業で創る 愛知 勉強会 きど塾 理学療法士


愛知県、名古屋市で活動中のきど塾です。理学療法士、特に慢性痛に

対する治療法セミナーを2013年から行っている集まりです。



最近は、理学療法士も結構、「特化」へと頑張っている人が増えている気がします。

業界の流れとしてもその方向(=専門領域○○普及)へ行きたいみたいですね。


私自身、自分の治療院 = 「背骨・仙腸関節絡み痛、股・膝痛」に特化していますし、

このきど塾ではまさに「背骨」から考える治療メソッドを伝承中。(おおげさですいません 笑)



意外と勘違いし易い事項:

「上手くなってから「特化」を名乗ろう!」

ではいつまでたっても特化ならず、

「私は○○が得意なんです!○○が痛い人がいたらぜひ、紹介してください」

といくと特化されやすい。




たとえ話で言うと、


「お金持ちになったら会社を作ろう!」

ではなれず、


「私はもっと稼ぎたいし、やりたい事がある。なのでとにかく会社をひらく。」

ならなり易い。(あまり良い例えじゃないかな? 笑)



例えば、ある理学療法士(=B君)が、「膝痛」で特化したいとします。



同僚のA君・・・・膝痛の患者さんを1ヶ月に3人診ている

     B君・・・膝痛の患者さんを1日に1人は何とか診ている
(B君は日ごろから、同僚、上司、親類、知り合い、既存の患者さんなどに、膝痛
の方がいないか常に声掛けする努力をしている)



2人の累計・・・

A君が1年間に診れる膝痛患者数 = 36名

B君が1年間に診れる膝痛患者数 = 240名(*病院に20日勤務として)

この状態が5年・・・10年続くとして、どちらが膝痛に対して治せる、

対処できるようになるでしょうか?


今日の金言:

「最初から上手い人はいない。たくさん診て→技術をかけ→失敗、成功を繰り返すべし」


今日は特化についてでした。

少しでも参考になれば。

 「きど塾 技術セミナー」

    ~ ヘルニアに対する徒手療法 ~


2017年9月10日 9:30~12:30


  定員30名   受講料8000円


場所:調整中(名古屋市内)


kenseitai0607@gmail.comでお申し込みできます。

 

☆きど塾では、技術だけでなく、今後、理学療法士として世の中を

渡っていくためのメンタリティなども共有中です。もちろん、私(=木戸)

自身、まだまだ修行中の身であり、共に研究していくスタイルです。

*知識、技術、思想などを強要することは決してありません。






きど塾 / 背骨研究会  愛知 理学療法士 勉強会 ~背骨から慢性痛を考える~



今日はきど塾でした。


テーマは、個人事業のやり方と、症状ごとにケーススタディ的な

練習を行いました。


きど塾は来年度から2ヶ月に1回となり、また、ゆくゆく(2019年~)は

年に2、3回のセミナーにしていこうと考えています。


なので、今、来られている先生は、どちらかといえば将来的には、

指導側に立っていただきたい先生。


練習に余念がありません↓

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症状に対し、確実に改善できる技を磨いていけば、病院のリハで、質

の高い、患者さん1人1人に合った適切治療・訓練を行うことになる。


当然、治っていく患者が増えていくわけで、皆、幸せになれる。

なんやかんや言っても、まだまだ最初は病院へ行く人が多いですからね。



話しは最初に戻りますが、私がきど塾生達に対して、時々、個人事業を勧める

目的はやはり、治療に対する意識を変え易いからです。


その点の話はまた次回に。

今日もお疲れ様でした!!

      「きど塾 技術セミナー」

    ~ ヘルニアに対する徒手療法 ~


2017年9月10日 9:30~12:30


  定員30名   受講料8000円


場所:調整中(名古屋市内)


kenseitai0607@gmail.comでお申し込みできます。

 








勘違いしがちな事③ 技術を追い求め過ぎると治癒率は伸び悩む きど塾 愛知 理学療法士 勉強会


大前提として、患者さんにはセラピストの「技術善し悪し」は分かりません。

中には治療院ジプシーみたいなオタク的な方も稀にいらっしゃいますが、

100人に1人くらいです。笑



なので、セラピストが何を目的でさまざまなセミナーに行くのかと言えば、

それは、当たり前ですが、患者や同僚をテクニックで唸らせるのではなく、

患者さんを
治癒へ導くためでしょう。当然です。



もう一つの前提条件・確認事項として、人間の身体に起こっているさま

ざまな症状(=痛み、痺れ、違和感)が即日、治るでしょうか?

いや、治るとしたら・・・また、そういった「文言」がもし、ある病院や治療院

HP
書かれていたとしたら、私は相当な「違和感」を感じる。日々、身

体を少な
からず鍛えているからこそ、その「矛盾」具合が私には分かる

のです。




もちろん世の中には、重症な患者さんや、再起不能と言われたスポーツ

選手を治癒させたセラピストはたくさんいるでしょう。でもそれは、技術の

要素だけではありません。



私の知っている範囲に限られますが、治癒率が高いと思われる治療院・

リハ室の先生は
決まって、時に厳しい方が多いと感じます。もちろん、

「治癒率」の詳細なんかは正直、
自己申告みたいなものですから確証は

無いのですが、おそらく、あまりにも治せない
先生でしたら治療院などは

1年ともたずに無くなっているのではないかと思われます。



今日言いたかったのは、身体の回復に魔法は無いということをセラピス

ト自身も自覚し、時に、患者さんたちを厳しく管理させていただくことが重

要だということ。なので、「技術」はあくまで治療道具の1要素でしかないと

いうことですね。これに頼り過ぎてはダメなんです。



なあなあな雰囲気で治療や訓練を行っている先生方、また、先生自身が

身体を磨く事の重要性を感じていないことは、翻って、患者さん治癒率に

良い影響をもたらさないということです。


極端な話、セラピストの髪型、清潔感(=髭、タバコの臭い等)、話し方など

でさえ、注意&留意した方が良いです。それが、人を指導する仕事人のあ

り方だと私は考えています。



それではまた。









 



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