治せる理学療法士養成塾  せぼね研究会

愛知県名古屋市で活動している理学療法士中心の技術研究会です。体軸の調整を第一に考えた治療スタイルを習得させています。股、膝、足、肩、肘などの痛みは局所的に治療しても体軸(=背骨)が整っていなければほとんど再発してきます。きど塾では背骨についてさまざまな手法と方法論を有しています。講義は実践中心。理論のみで「お茶を濁す」内容は皆無です。

ホームページ→ 痛み改善アカデミー 「せぼね研究会」
https://ken-nagoya-seitai.jimdo.com/

2015年06月

患者さん=からだの事については「素人」だということを忘れない  きど塾  ~治療哲学篇~



自信がまだ無いセラピスト(*1、2年目の新米先生)ほど、ポリシー(=哲学)が必要(=大切)

かもしれません。



私も3年目くらいまでは本当に苦しかった。

毎日が患者さんとのある意味、「闘い」でした。



「先生、痛みが全然変わらないよ。」

「早く、痛み取ってよ~。」

なんて言われる事も多かった。


もちろん、私の治療技術が未熟であったこともあります。

しかし、それ以前に治療する上で自覚しておくべき、重要な事項が

全く分かってなかった。


しかし、その事に気づき、それを是正する行動に移してからは本当

に治癒率が上がっていきました。おかげで現在、保険点数などに頼らない、

「実費治療院」を運営できております。

今日はその当たりの治療哲学的な事項をシェアしたいと思います。




例えば治療後、患者さんから

「まだ痛いです。」

に言われた時に、まず、焦らず振り返ってみることです。


1 痛みの変化を見落としていないか?(そもそも前後で確認してる?)

2 患者さん管理ができているか?(普段の姿勢など、悪いものは悪いと注意できているか?)

3 治療時間が適切か?(患者さんの要望に答えるべく長くなり過ぎていないか?)

4 治療手技の未熟さ(昼休みなどにしっかりと練習しているか?昼寝してない?(笑))




また、人間(=患者さん)というものの「習性」も理解しておくべきです。

人間というのは、少しでも痛みがあれば痛いものに変わりはない



例えば、最初に10痛いのが、7に下がったとしても

患者さんにとっては、変わりなく(*本当は変わっていても)痛いのです。



さあ、ここで、患者さんの言葉に負けないでください。




患者さんは体のことについてはあくまで素人

なので、専門職であるセラピストが患者さんの言葉に惑わされず、

痛み歪み動きの変化についてしっかりと把握するように心掛けてください。



・痛みがVASスケールでどれくらい変化したか?

・触診で骨格がどれくらい修正されてきたか?

・歩き方や歩くスピード、ベッドから立ち上がるスピードや動作自体がどう変わったか?



当たり前の話ですが、例えば風邪や虫歯などでも、ひどければ完全回復にはそれなりの

時間がかかります。

「○○さん、ひどい風邪の時、毎週、医院に通いますよね?現在の○○さんの関節(*筋等)も同じ状況です。」

など、例え話などを使った説明をしっかりと行ない、納得をしていただくことが、医療に携

わる者として患者さんを真の回復へ導くために不可欠な要素なんですね。




私自身、もちろん現場でも、その点を患者さんに説明し、症状についてご理解いただき、

「症状度合い」にあわせたゴール設定をさせていただきます。なので、綺麗事や希望的

観測は一切、言いません。




実際、この点について、「意識」ができていないセラピストが多いように感じます。

凄く知識の豊富な先生ですら、やっていない状態のようです。



そういった先生は、いろいろな技術や資格を取得することを人生のテーマに掲げ、

また、今日はあっちのセミナー・・・ 明日はこっちのセミナー、学校へ・・・永遠に続く。

(*でもおそらく稼ぎは変わっていない)



「最強の治療技術、知識を見つけ、身に付けるぞ!!」

とばかり自腹をどんどん切っていく・・・もったいないし、それでは治せない。治療院経営

を既にしてらっしゃる先生であれば、おそらく経営が成り立っていないのでは?



でも、そういったセラピストって本当に真面目で良い人が多い。

治らないことをすべて自分の責任=自分の知識や技術の無さにし、セミナー代、学費

を工面し、通うわけですから。



そういった意味で、やはり我々は「ドクター」と同じようなメンタリティー(=誇り高い意識)

が必要になってくる(=持たなくてはいけない)のかも知れませんね。私も自戒してい

きます。



今日は、少し治療・訓練を施していく上での哲学的な事項をシェアさせていただき

ました。少しでもブログを見て頂いた先生方の参考になれば幸いです。お互い、治

療が楽しくなるように高め合えたらと思っています。



だいぶ前にも投稿した内容ですが、アクセス数が多かった記事なので、再度、投稿

させていただきました。



そろそろ3期生の募集をさせていただきます。

入会希望の方は下記まで。

おそらく若干名かな?

 info@kido-medi.com


8月 or  9月スタートが目安です。

























きど塾TV 2回目   名古屋の達人コメディカル育成塾 「きど塾」



きど塾TVの第2回をアップさせていただきました。

施術家の先生、学生さん共に、参考になれば。



運動器、内臓知識ともに施術・運動療法には大切

な知識だと感じます。


きど塾25回目 & きど塾TV開始  名古屋の痛み改善アカデミー  きど塾


おはようございます。

今日は天気、悪いようですね。



日中は施術、夜は講義の仕事が入っています。

忙しいのは世間から求められている証拠。ありがたいことです。



そういえば、先週日曜日は月に1回のきど塾でした。

きど塾は基本的には理学療法士の先生を中心に、おそらく今後は

他業種の先生方も交えて活動していく予定です。



「技術に国境無し」というのが私の考えです。

治せれば何でもいいんです。なので、業種だろうが、技術名だろうが、

私には正直、全く興味ありません。



比較的良く治癒する技術を集めてたら、今のものが残ったという程度。

また、よく業種間の仲の悪さ?!なんかも言われますが、自信が無い

証拠です。良いものは素直に吸収すればもっと良くなるのにね・・・




日曜日は、とりあえずやり方は覚えた状態の技術を、次に、「使える技」

にしていく作業でした。なかなか骨が折れ、根気が要り、疲れる練習だと

思いますが、先生方皆、非常に頑張っていました。




あと、きど塾TVというのを始めました。

いろいろコンテンツは考えておりますが、とにかく楽しくやっていきたいと思っ

ています。世間、患者さん、コメディカルの学生、セラピスト等全てが幸せ(=

健康、合格、達人)になれるようなコンテンツを作って生きたいです。まあ、焦ら

ず少しずつ行きます。(笑)






もちろん、まだまだ先は長いです。

きど塾の皆で、技術(カイロ、モビ、PNF、運動療法)、コミュニケーション技術(対応

、問診法、初診・回復期・維持期患者管理法)、経営(ウェブ対策、ブログ管理、SEO)

などを修練・議論・共有・改良・進化中です。



















PTは収入源を「複数」作りやすい業種でもある  名古屋 PT開業のお助け塾 きど塾


今後、収入は複数あった方が良いような気がします。

大きな会社も時代の流れによって、あっという間に業績が傾く時代。



しかしこれは、比較的安定職である医療職も同じだと感じています。

例えばカルテの電子化がもっと進んだら・・・

「便利になっていく=雇用人数が減っていく」

といっても言い過ぎではありません。




なので、そのための対策を!

などと、学校の講義で偉そうにのたまうこともありますが、一番いいたい

内容は実を言えば別のところに。



「本物の治療・訓練を味わってほしいんです。」



ラ○ザップではないですけど、やはり結果に対して責任を感じる状況を

作らないと「好結果」というのは出にくい。



さらに、その責任というのはもちろん、セラピスト側だけではなく患者側も

負わされるようなしくみが必要不可欠。本気になれるかどうか・・・。

要は、セラピストがいくら真面目な人間で、一生懸命に訓練しても、患者が適当

(失礼!)な生活をしていればまず間違いなく治りません。ダイエットなどと同じです。

しかし、本気になれば必ず結果は出てきます。




その点、実費治療は条件を満たします。セラピストも高い施術料金をいただき、

患者側は「自腹」を切って、その先の行動や結果に対して覚悟するわけです。




なので、ラ○ザップいいですね。PTが見習うべきビジネスモデルです。

もちろん、PTは開業権がありませんので、合法的に個人事業開始届

を提出して行います。




最終的に患者を呼び込めるにはウェブ対策(=ホームページ、ブログなど)

次第になりますが、世の中の「身体に対する考え方」は着実に変化してきて

いると感じます。やはり、身体機能向上に魔法はありません。




PTによって良い流れが来ているような気がする、今日この頃です。(笑)



















きど塾TVとは?    名古屋の寺子屋  Ken-整体研究所



こんにちは。

きど塾塾長の木戸です。



私は理学療法士&整体師として、治療院業、教官業、セミナー業などを行なって

おりますが、究極に言えば目的はただ1つしかありません。

「地球上、全ての人の心身が健やかになるといいな。」

という大げさで且つ、漠然?!としたテーマです。(恥 笑)



身体の健やかさは本当に大切なんです。歪みは精神をひどく撹乱しますし、

エネルギーを消耗します。


本当に、背骨を初めとした体軸の調整法が広まれば、例えば、

・いじめ

・DV

・パワハラやセクハラ

・虐待

などの「暴力的問題」や、


・うつ病

・ひきこもり

などの先進国に特有な「複雑系問題」などを減らすことができるのでは?!

なんて淡い期待をしている今日この頃です。


現代の人々に必要なものって、

理由無き幸せ感みたいなものなのかも知れないな。」

なんて、最近考えたこともあります。



・これがあれば幸せ!

・これになれたから幸せ!

なんてものは、その時々で状況は変わってしまいますし、究極、幸せなんて

ものは各々の価値観だから。




ある調査では、あらゆるものに恵まれているはずの先進国よりも、

発展途上国の「幸せ感」の方が勝っているのだとか。




話は大きく反れましたが(笑)、なので、きど塾では「きど塾TV」という動画番組を通し、

・背骨が調整されていくことの気持ち良さ

・良い背骨で運動することの気持ち良さ

・運動することにより出てくる「幸せ感」

を一般の方々に実感していただく仕組みを作ります。何年かかるかも分かり

ませんが、地道に、まず私が配信していきます。(率先垂範!何でもまずやって見せないとね。)




また、理学療法士の学生(=以下PTS)を対象にしたコンテンツも作成していきます。

現状、PTSのカリキュラムは実習なども含めてかなり粗っぽい(=荒っぽい?!)も

のに留まっている気がしてなりません。(注:あくまで私の見解です)




臨床実習でのあってはならない「事態」なども起こっていると聞きます。子供を学校

に預ける親御さんの気持ちを思うと居ても立ってもいられない気持ちにさせられるこ

とも多々あります。もちろん、学生の学ぶ姿勢に問題があることもありますが、やはり

変革すべき時期に来ているように感じます。(偉そうな事を言ってすいません)




とにかく医療の道に進もうと、入学してくる人間のほとんどが心の優しい人間です。

そんな学生の期待に添えるような指導者、学校、業界でありたいだけです。



具体的なテクニックはもちろん、疾患を治していく方法論、PTが常に持っておくべき

解剖学等、私が学校などで行っている実際の講義内容などの一部を、とりあえず

は一般用に、そしてゆくゆくは会員限定でアップしていきたいと考えております。



お楽しみに。

























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