今日は8回目のきど塾でした。
今年はまず、治せるセラピスト養成の「しくみ作り」をと思って
やってきた部分もありますが、だんだんと手ごたえみたいな
ものを感じさせてくれる先生も出てきました。
正直、学校ではテクニック的なことしか教えられない面が
あります。これはカリキュラム上のこともありますし、あと、
やはり専門職の「先輩」として技術の「コツ」を伝授したいと考え
て、講義しているからです。
何でもそうですよね、やはり「コツ」が大切。
しかし、セラピストとして、勝負はそこからだと私は感じます。
そこがあくまでもスタート。っというのは、いってみれば、技術は
道具であり、人を改善するにはその上にもう一つ、コミュニケ―
ション上、大切なスキルがあります。一言でいえば、「伝達力」でしょうか。
木戸塾では、その部分に一番、力を入れているつもりです。
もちろん、技術も絶対の自信があります。しかし、技術には
溺れません。(笑)
今日の木戸塾では、この「伝達力」の部分で、成長を感じる事
ができた日でした。決して技術の向上に感動したわけではありま
せん。しつこいですが、技術なんて上手くて当たり前(笑)なんですから。
私はとにかく、治せる、患者さんを改善に導く事のできる理学療法士が
病院のリハビリテーションに一人でも多く存在するようになればいいなと
祈って頑張っているんです。
なので、このままきど塾生が、今の成長スピードを保ってくれたら、末恐ろしい
ことになるかも・・・(怖)
何で怖いかって?!
私の治療院の売り上げが減るからです。(笑)
とにかく今日も、楽しい刺激の場でした。感謝、感謝です。