理学療法士はとてもやりがいのあるお仕事です。
とにかく目的が明確ですよね。病気や疾病で苦しんでおられる
方の味方になり、支え、治癒に導く・・・そして感謝され、給与も出る。
もともと私はあるサービス業に従事していたのですが、なかなか
やりがいを見出せなかったなあ。単に向いてなかった可能性が
高いけど。
PTとして病院に就職後、非常にやりがいは感じていました。
しかし、3年目、4年目、5年目と学会に出るうち、同時にPT業界の
閉鎖的な面を感じることになりました。
端的に言いまして、やはり良いものはもっと素直に受け入れたほうが良いの
ではないかと度々感じてしまうことがあった。
自分の理論に固執するあまり、良い方法を逃してしまうというのは
非常にもったいない。また、最後に損をするのは患者さんだという
ことをもっと自覚しておいた方が、業界としてまっとうではないか?
当時も今もまだまだ若輩な私ではありますが、ただ、見せかけだけの強さや
上手さ、カッコ良さは嫌いなんです。(笑)
他業種であっても、年下の人間であっても、指導する学生であっても
自分よりも優れているものを持っていればすぐに参考にすべし。
木戸塾はそんなメンタリティを身につけた集団にしたいですね。